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2009年01月14日

自滅を経て、全体のデザイン

まずは最近の2つの事象から。


リーマンショックは、グローバルレベルで資本主義の行き過ぎた構造的欠陥が臨界点に達して露になった。(資本主義のすべてが否定されてわけではない。)


定額給付金では、政権の支持率が圧倒的に低下した。金額インパクトの問題もあったかもしれないが、自分の国のデザインとしての政策に対してNOサインが出ている。結果的に政権交代がおこるであろう。


さてここで共通して言えるのは、一言で言うと自滅であった。直接前権力を引きづりおろしたという人はいないという状態での革命であった。


では、行き過ぎた資本主義の次を考える人、日本の現在の政府機能不全の次を考える人は、どのような人なのであろうか。


僕は、間接的に突き崩してきた人たちが次の全体をデザインしていくべきだと考える。


見えない革命のあった時代であったわけだが、その過程の中で、間接的にそれらを押し進めてきた人。ITベンチャーの人、社会起業家の人、NPOの人、新しいタイプのデザイナー・アーティスト、新しいタイプの研究者、新しいタイプの政治家がそうなのであるかもしれないと考えている。


この人たちは全体のデザインにはこれまで参加してこなかった。しかし、既存のやり方ではない新しいやり方を常に模索してきた。その中に次の全体のデザインのヒントが多く隠されている。次は、これらから全体のデザインにつながる要素を紡ぎだし、描き出すことが必要だろう。


とすると大事なのは、次の時代をデザインする人たちの有機的で質の高い実践的なネットワークである。そのような人たちがネットワークを元に自分たちのことだけではなく広範囲なレベルで物事を考えていく状態に進んでいかねばならない。


それは彼ら彼女らが権力を握り新たな権力として君臨するのではなく、より良い民主的なデザインになるだろう。身の回りにいたSFCの人たちや今活躍する人たちを見ているとそれは間違ってはいない気がする。


そうした未来であれば、未来は明るいと思う。

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投稿者 ryutaro : 21:39 | コメント (0) | トラックバック

2009年01月12日

カンブリア宮殿

を見てほんとにトップリバーにコンタクトした人が
どれくらいいたか知りたい。

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投稿者 ryutaro : 22:51 | コメント (0) | トラックバック

「建築家だって散歩する/山下昌彦」

建築家だって散歩する建築家だって散歩する
WIND PRESS 71(森千章)

コム・ブレイン 2008-08-08
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246カフェの隣にあった小さな本屋さんで気になって買った本。そうそう僕も散歩が好きだ。時々週末何してるのと聞かれて散歩と答えると変な顔されるときがあるけど、実際に僕の時間がある週末の定番コースは古本屋で1、2冊本を買って街を散歩してどこかで本を開いて、またちょっとしたら新しい道を歩いてみてという過ごし方だ。特に当てがあるわけでもなくこっちに行ってみたら何かありそうだと思って歩き出すので、女性と一緒だったりするとなかなか難しい。一緒にいろいろ歩いてくれる人はありがたいんだけど、逆に「どこに行くか教えて」とか言われるとうーんとなってしまう。僕が悪いんだけど。

この本では散歩しながら感じていることが建築家らしくてなんとも良かった。自分とは違う見方もたくさんあったので、今後の自分以外の散歩で何を考えているのかとかが知りたくなった。誰かと一緒に散歩してしゃべるというのはほんとはもっとやりたい。もっと週末落ち着いた生活ができるようになったらの話なんだけど。

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投稿者 ryutaro : 22:18 | コメント (1) | トラックバック

「格差社会のサバイバル術/三浦展」

格差社会のサバイバル術―生き残りを賭ける人と企業 (学研新書)格差社会のサバイバル術―生き残りを賭ける人と企業 (学研新書)
三浦 展

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下流社会の三浦さんによる雇用系の対談集。一昨年からあった話題とはいえリーマンショック〜派遣切りの前の執筆で、正社員、非正規社員、時間、賃金、モチベーション、家族、共働き、セーフティーネット、若者、価値観といった現在(話題)の雇用問題に関する問題と見解に触れられている。個々の問題の深さはないが僕の中では、最近身の回りで結婚・出産だったりそれぞれの人生のスタイルを考えている人が多い中で、この手のことに関する思考時間を短縮することができた。東京からの帰りの新幹線で読みきった1冊。そんなにおすすめというわけではないけど、相変わらずデータとインタビューに基づいているのでこういうこと最近考えている人はさくっと読んでおいてもいいかも。社会問題や現実問題として存在するので気になって考えてしまうけど、ただほんとは自分はこういう現実に合わせていく話題や考え方は好きではないんだなと気づいてしまった。

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投稿者 ryutaro : 21:54 | コメント (0) | トラックバック

2009年01月10日

「思想としての社会学/富永健一」

思想としての社会学―産業主義から社会システム理論まで思想としての社会学―産業主義から社会システム理論まで
富永 健一

新曜社 2008-05-08
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久々に本の紹介(ただし読んでる途中)。社会学とか興味ある人向けかな。
この本は、社会学を中心に歴史・社会状況と思想の世界をつないでその流れを、
論理的かつ感覚的に語ってくれているのでものすごく面白い。日本の歴史のとこでは
大化の改新くらいから、現代の社会問題までを俯瞰して考えたりさせてくれた。

名前は見たことがあったけど、はじめて読んだので
どこの先生だろう?と思ったら、慶応義塾大学環境情報学部となっていて、えっ!と思ったが
僕が入学したときには既に東大に行かれていました。(一瞬ほっとしてしまったり;;
今後追いかけようと思います。

それと、この先に考えていく部分ですが、富永論を借りると
これまでの「近代化」を中心とした社会学の思想があって、その延長線上に
重なっていく別のパラダイムとして「情報化(環境化)」を置けば、
やはり次にやるべきことが少し見えてくる気がしました。(公文さんみたいな話ですが)

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投稿者 ryutaro : 09:10 | コメント (0) | トラックバック

2009年01月04日

2009 今年の漢字一字/数年テーマ

新年あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて毎年今年の漢字一字というのを決めているのですが、今年は「本」という字にします。というのもこの年末年始いろいろな人に会いながら、自分の中で今年から数年にわたって取り組む数年テーマというのを決めました。そのはじめの1年ということで、1字をそこからとりました。

で、向こう数年テーマというのは、「本流と革新」。本流というのは、川の流れの根幹をなす流れをイメージしてもらえばいいのですが、時に本流と革新をうまくつなぎ連携させていくことをしていきたいと考えるからです。ややもすると本流と革新は、それぞれが相反しお互いを受け入れず、それによってうまくいかなくなってしまいます。それは、大変もったいないことで、本流が常に持ち続けてきた守り続けてきたものを生かし、革新の持つ未来性はそれを閉じた中のみで完結するのではなく開放しながら、お互いが補完し合うことで多くの人がその良さを享受できるようになるのだと考えます。

やや抽象的ではありますが自分のやりたいことを含んだ言葉なので、自分の中で意識しながら、多くの人と一緒に何か考え質の高いアウトプットしていくことを大事にしていくことをがんばっていきたいと思います。


今年もよろしくお願いします!

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投稿者 ryutaro : 09:33 | コメント (0) | トラックバック
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