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カズが、横浜FCに移籍をする。

僕は、彼の「BOA SORTE KAZU!!」というホームページの「サッカー小僧」というコラムが好きだった。カズの一貫としたサッカーが好きだと思う気持ち、今、自分がやるべきことや考えていることを書き綴っているものだ。文章はそんなに長くないが、毎回読んでいると、じわっと熱くなる。

これを読んでいると、意外な程に「仕事」という文字が登場する。そこに、カズの姿勢が表れていると思う。彼の「仕事」は、サッカーをプレイすることだけではない。世界の選手や若手や、政治家やビジネスマンとともに、日本のサッカー界を考えていくことも含まれていると思う。それが伝わってくる。

なぜ、それをやっているか問われた時に、
「それがぼくの（私の）責任だから」と言える人って強いと思う。

何に対して自分が責任を持つのかは、自分次第。
自分の人生の中で、何に感謝しているか、ってことでもある。

カズの場合は、それがサッカーだったということだ。
どんな仕事をしていも、自分でしかできない責任を、常に意識しながら仕事をしていきたい。

神戸新聞での連載だったため、その「サッカー小僧」は、とうとう最終回を迎えてしまった。残念だ。横浜の地元メディアでもいいので、続けてほしい。