Ryutaro . tv

2005年08月06日

こどもびぃる


「こどもびぃる」がアツい。


面白いよね。そして、ちゃんとインサイト付いてるし。こういう商品の企画・開発できるようになりたいと思いますねー。「飲酒をするこどもが増えるんじゃないか」とか批判している人もいるけど、そんなことより、面白いことがよのなかに広がるほうが嬉しい事じゃないかと思います。実際、売れているのは、子供と20代女性だそうです。(これで、会社の飲み会でも大丈夫?)


以下、公式ホームページよりこどもびぃるの誕生秘話とウリですが、マーケティング&広告の本質をつくところがいくつか含まれています。勉強になるね。

Q 「こどもびいる」と言う商品はいつごろ誕生したんですか? 実は正確な誕生日は分からないのですが、2000年頃??『下町屋』というもんじゃ焼専門店で考案されたビール風(?)ドリンクとして誕生しました。


Q 発想の原点は何ですか?
はじめは「おもしろいものをつくりたい」ということだけでした。はじめて取引業者からビール瓶入りのジュースを見せてもらったときに「こどもびいる」を思いつき、自分でラベルをつくり、もとのラベルをはがして貼り付けるという海賊版的なものがスタートでした。そもそも一般人にとっては、自分で「瓶入りジュース」を作るなんてことは考えられないことなんで、発売当初は海賊版的なものになってしまいました。


Q お客さんの反応は?
発売前から、「こどもびいる」には雑誌広告とは比べ物にならないくらいの広告性があると思っていましたが、予想通り、リピーターの口コミやお土産としてプレゼントしてもらった方の来店というケースが増え、さらには下町屋に「もんじゃ」の取材でこられたTV局の方が取り上げて下さったりと期待通りの宣伝効果がありました。


Q 今後の展開は?
当初は「下町屋」以外での販売はまったく考えていませんでした。ただラベルをはいだり貼り付けるのが大変だからということで製造を依頼することを考えました。今回、本格的な製造依頼をするに当り、当初の製品に改良を重ね、「こどもびいる」をお取り扱いしていただくお店がより独自性を発揮できるようにしました。今後は、「こどもびいる」の商品価値をご理解していただけるお取り扱い店様と一緒に「こどもびいる」のファンやコレクターを増やしていければと思います。


Q 「こどもびいる」のウリは何ですか?
「可愛さ」、「ネーミング」、「希少性」です。僕は以前からドンキホーテやソニープラザをまわっては「タイ産ファンタ」とか「drPEPPER」を買ってきては店に置いたり友人に見せたりしていました。ファンタは日本でも買えます。でもなぜわざわざそんなものを買うかというと「めずらしい」からです。ドクターペッパーも同じです。そして「こどもびいる」があるべき立場はそんなレアドリンクであると思います。


Q 「こどもびいる」の味は?
コップに注ぐとそれはまるでビール!飲めないアナタもその気になれる泡もブクブク。ひとくち飲むと爽やかに広がる炭酸風味。昔なつかしい「ガラナ」って知っていますか?それとも「アップルタイザー」。とにかく見かけはビール。お酒が飲めないアナタもコレを飲んでいるだけで楽しくなれちゃう!「おいし〜い」それが“こどもびいる”。以上は情報誌「エルフ」の取材を受けたときの記事内容です。ちなみに「こどもびいる」は完全なノンアルコール飲料のため、小さなお子様でも安心です。

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投稿者 ryutaro : 2005年08月06日 12:05
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